
27日、人気音楽ユニット、ZARDのボーカル、坂井泉水が東京・新宿区の病院で死去した。享年40歳。坂井は昨年からがんで闘病中で、散歩から病室に戻る途中、足をすべらせて転落死したとみられている。
この不慮の死は、坂井の人気をさらに伝説化させそうだ。
「ZARDはデビューから16年間、メディアにほとんど姿を現さず、秘密主義を貫いてきました。坂井のプロフィルは未発表、写真は門外不出、取材は拒否……という具合にです。ベールに包まれているため、謎が謎を呼んで、彼女にまつわる“関連商品”の値段はベラボーにハネ上がっていました。亡くなったことで、さらにプレミア化するはずです」
“関連商品”とは坂井がZARDの前に、本名の蒲池幸子の名前でレースクイーンとして活動していた時代や、グラビアアイドルとして活動していた時代のものだ。たとえば90年に発売された定価1800円のセミヌード写真集は、現在12万円の値がついている。同時期に売り出されたセミヌードビデオなども、ネットオークションなどでは軒並みプレミア価格だ。今後、ますます高騰するのは確実。
「坂井の死で、“ZARD神話”も頂点に達しそうです。昨年、デビュー15周年記念で発売されたベストアルバムは累計50万枚近くを売り上げました。タイミングをみながら、追悼盤を発売したら、爆発的なセールスを記録するのも間違いないでしょう」
坂井の所属事務所はもともと、この秋にZARDのアルバムを発売する予定で、3年ぶりにライブツアーを行う計画を進めていた。追悼記念イベントを行えば熱狂的なファンが集まるのは必至だ。
坂井は、死後、伝説的な存在になった尾崎豊や岡田有希子のようになるのかもしれない。